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【井崎脩五郎のおもしろ競馬学】お富さんの「縁」恐るべし

 おっ、「エ・サ・オ」になってる。6月20日(土)、函館の第1レースで、上位1~3着に入った馬の頭文字である。

 1着 (エ)ールヴィフ

 2着 (サ)トノジヴェルニー

 3着 (オ)パールシャルム

 このことに気づいて、すぐ長老記者に告げると、「おっ、お富さんだな」とまったく説明なしでツーカー。われわれ団塊の世代や、それより上の世代には、エ・サ・オは説明なしで通じる言葉なのだ。

 1954(昭和29)年の大ヒット曲「お富さん」。春日八郎の明るい歌声が日本中に鳴り響いていた。われわれは小学校低学年で意味などまったく分からないのに歌っていた。その「お富さん」で、一番の最後の歌詞が、「エーサオー 玄冶店(げんやだな)」。

 玄冶店は、歌舞伎「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」における、ゆすりの場の俗称と広辞苑にあるが、そんなこと、小学生のわれわれが知るわけもなく、ただひたすら、「エーサオー」と日がな一日、歌っていたのである。

 長老記者曰く。「エ・サ・オが出た以上、玄冶店も出るな」

 すると、この日、阪神第2レースで出たのである。

 1着 (ゲ)(ン)パチアイアン

 「函館1レース、阪神2レースと来て、今度は東京3レースでお富さんが出るかもなあ」

 長老記者に言われて、すぐ東京第3レースを見たら、ありゃ、オ・ト・ミ・サ・ンがそろっているではないか。

 10番 (オ)ルフェチョウ(サ)(ン)

 13番 (ト)ップリーチ

 1番  (ミ)ストラルウインド

 こんなことがあるんだなあと驚くばかり。

 ためしに、長老記者と一緒にその(10)(13)(1)番の3連複(1点)、ワイド・ボックス(3点)を買ってみた。ハズれて笑うつもりが、なんと、(1)(13)のワイドが的中(8・6倍)。

 お富さんの大ヒットと、JRAの創立は同じ年。何か縁があるんだなあ。

(競馬コラムニスト)

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