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登山でマスク、熱中症や高山病にリスクも「まずは近場、少人数で始めて」

登山では通気性の良いマスクなどが推奨される(日本山岳ガイド協会の武川俊二理事長提供)
登山では通気性の良いマスクなどが推奨される(日本山岳ガイド協会の武川俊二理事長提供)

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が全面解除され、都道府県をまたいだ移動の自粛も地域ごとに緩和される中、自然を満喫して心も体もリフレッシュできるハイキングや山歩きの人気が高まりそうだ。梅雨入り前の今は、ベストシーズン。日本山岳・スポーツクライミング協会など山岳4団体はガイドラインを公表し、愛好家にマスク着用などを求めている。一方で、マスクを着けたままでの登山には熱中症などの懸念があるとの実証実験の結果もあり、注意が必要だ。(岡野祐己)

まずは日帰り登山から

 日本山岳・スポーツクライミング協会、日本勤労者山岳連盟、日本山岳会、日本山岳ガイド協会の山岳4団体は5月25日、「『自粛』要請解除後の登山・スポーツクライミング活動ガイドライン~感染させない、感染しないために」と題した文書を公式ホームページなどで発表した。当面は都道府県をまたがない近距離での日帰り登山や、5人以内の小グループでの登山を推奨。その上で、マスク着用やソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保などを求めており、「ガイドライン遵守は、山岳救助関係者、医療関係者、山域圏内の住民、そして山岳スポーツ仲間への相互感染を防ぎ、予想される第二次感染症拡大防止に貢献する。全面解除を受けてもコロナウイルス感染の危機は常に存在する」と訴えた。

 毎年7月1日に山開きする富士山は「登山客の約8割が初心者」(日本山岳ガイド協会)で登山道に渋滞が起きるほど「密」になりやすく、今夏は閉山される。国内3位タイの奥穂高岳(標高3190メートル)や槍ケ岳(同3180メートル)などが連なる北アルプス(飛騨山脈)も山小屋が7月14日まで営業を自粛。約2千人のガイドが登録する日本山岳ガイド協会の武川俊二理事長は「緊急事態宣言下で活動を自粛中に、体力は確実に落ちている。宣言は解除されたが、まずは近場で日帰り登山から始めてほしい」と呼びかける。

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