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元なでしこの大野忍さん、「サッカーができる日をイメージして過ごして」

ロンドン五輪2012のフランス代表対日本代表戦、パスを出す大野忍さん=ウェンブリー競技場(山田俊介撮影)
ロンドン五輪2012のフランス代表対日本代表戦、パスを出す大野忍さん=ウェンブリー競技場(山田俊介撮影)

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のワールドカップ(W杯)制覇に主力として貢献し、昨季限りで引退した大野忍さん(36)も新型コロナウイルスと戦っている。歩み始めたばかりの指導者としての活動を制限されている希代のストライカーは電話で取材に応じ、大好きなサッカーを奪われている子供たちに「楽しくサッカーができる日をイメージして毎日を過ごしてほしい」と呼び掛けた。(奥山次郎)

 2011年W杯ドイツ大会優勝、12年ロンドン五輪と15年W杯カナダ大会準優勝など、輝かしい実績を積み重ねる原動力となったのはサッカー愛だった。サッカーを奪われるつらさは誰よりも分かっており、サッカー少年、少女の胸中について「私は丸いものをみると何でも蹴りたくなる。みんなも『つまらないなぁ』って感じていると思う」とおもんばかる。

 苦しい時期だからこそ届けたいメッセージがある。「一人でもできることはたくさんある。フィジカルを強化したければランニングや筋トレ、技術を磨きたければリフティング。好きな選手の映像を見て、ピッチに立ったとき自分が試してみたいプレーをイメージしたっていい。再びサッカーができるときにいきてくる」

 自身は3月1日に古巣INAC神戸の下部組織であるINAC東京のテクニカルコーチに就任。教え子の約70人に上る女子中高生の名前やプレーの特徴をつかもうとしていた矢先、感染拡大によって活動停止を余儀なくされた。現在は多くの時間を自宅で過ごしており、「みんながどうしているのか気になって仕方がない。早く一緒にボールを追いかけたい」と話す。

 再び指導できる日を漫然と待っているわけではない。現在は自身のマネジメント会社の協力を得て定期的にオンライントークショーを開催。参加するサッカーをプレーする少年少女に、目標を持つことの重要性を訴えている。INAC東京の教え子とも、通信回線などを利用してコミュニケーションをとる方法を模索している最中だ。

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