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アスリートの悩みに無料メンタル相談 相次ぐスポーツ大会中止、意欲低下の強い味方に

 新型コロナウイルスの感染拡大でスポーツの大会やイベントの中止、延期が相次いでいる。意欲低下など選手の悩みに対応しようと、オンラインで無料相談を行う動きが出ている。トップ選手らの相談にスポーツメンタルトレーニング指導士が解決策を提案している。中高生や指導者、保護者らの相談も受け付けており、メンタルトレーニングを知ってもらうきっかけになりそうだ。

 無料相談は、スポーツ支援活動を展開する「ハイクラス」(東京都渋谷区)が4月13日から始めた。日本スポーツ心理学会認定のスポーツメンタルトレーニング指導士で、普段はプロゴルファーや中高生のアスリートを担当する小林玄樹(げんじゅ)さんが相談に応じている。これまでに、プロバスケットボール選手や、箱根駅伝出場を目指すランナー、大学生らと面談を行った。

 開始から約3週間で20件を超える相談があり、意欲の持ち方に関する内容が多いという。次シーズンへ精神面の強化をしようとする選手がいる一方、「練習できなくて不安」「モチベーションをうまく保てない」などの悩みを抱える選手も少なくなかった。

 今夏に開催予定だった東京五輪・パラリンピックは1年延期され、全国高校総体、全国中学校体育大会は中止された。想定外の事態で、スポーツに取り組む多くの選手、関係者が、トップ選手でも難しい気持ちの切り替えを迫られている。

 現状を前向きに“変換”する方法は? 小林さんは「人間は、自分でコントロールできない環境や他人などに精神面を左右されやすい。コントロール範囲内かそうでないかを分け、やるべきことを明確化することが必要」と呼びかける。

 大会中止や、活動自粛で練習できない状況はコントロールできない。自らできることとして、改めて目標設定することやイメージトレーニングなどを勧める。内容が良かった試合と悪かった試合で、自身の気持ちの違いを分析することも一つの方法に挙げた。

 専用ウェブページから予約でき、中高生や指導者、保護者からも広く相談を受け付けている。日本でのメンタルトレーニングの普及率は海外に比べ高くないという。同社の位高駿夫(いたか・としお)代表は、「メンタルトレーニングがどのようなものか、色々な人に知ってもらう機会にしたい」としている。(久保まりな)

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