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新型コロナで選手の調整に苦慮、開幕延期に選手感染のプロ野球

プロ野球の開幕が延期され閑散とした様子の東京ドーム=東京ドーム(撮影・中井誠)
プロ野球の開幕が延期され閑散とした様子の東京ドーム=東京ドーム(撮影・中井誠)

 新型コロナウイルスの感染拡大で、公式戦開幕が延期となったプロ野球は、選手の調整に苦慮している。目指してきた開幕日が何度も変更され、選手に感染者が出るなどして準備に狂いが発生。それぞれが新たな対応を進めている。

 「いつ開幕か、分からない状況で投げる難しさはあった」。当初の開幕日だった20日、代わって行われた練習試合に登板した阪神の西はそう心情を吐露した。先発投手は自身の公式戦初戦に向け、1試合での投球数やイニング数を増やしながら調整する。開幕まで2週間を切ってから目標日が遅れることになり、「誰もやったことない経験なので(調整は)無茶苦茶難しい」とうなった。

 巨人の開幕投手に決まっている菅野は、調整のペースを変更。2月29日のヤクルト戦で5回51球、6日のオリックス戦は6回85球と投げてきたが、開幕延期が決まると、13日の楽天戦は3回42球で交代した。巨人の宮本投手チーフコーチは「もう出来上がっていて、(調整ペースを)一旦落としてもいい。モチベーションを保てない」とし、その後は24日まで間隔を空けた。

 開幕目標日の4月24日までどう過ごすかは、今季を左右する重要なテーマ。3月26日から5日間を休養や自主トレに充てたDeNAのラミレス監督は「体とメンタルをリフレッシュして再スタートする」と仕切り直しを強調した。新たに生まれた約1カ月間でシーズンを乗り切る体力作りに再度取り組む投手もおり、「夏にバテない体を作る時間を設けていけたら」とDeNAの石田。故障などで出遅れた選手は、取り戻す時間ができるなど肯定的にとる向きもある。

 ただ、感染拡大の勢いは衰えず、選手にも感染が判明。ヤクルトは28、29両日の1軍練習を取りやめるなど、各球団の調整日程は流動的になっている。今後も難しい対応が迫られそうだ。(小川寛太)

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