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ラグビーのまち・釜石、紡ぎ続ける物語 台風で中止のW杯戦 実現なるか

釜石シーウェイブスの桜庭ゼネラルマネジャー=岩手県釜石市の釜石鵜住居復興スタジアム
釜石シーウェイブスの桜庭ゼネラルマネジャー=岩手県釜石市の釜石鵜住居復興スタジアム

 昨年のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で、岩手県釜石市で予定されながら台風19号の影響で中止になったナミビア-カナダ戦の釜石での開催が検討されている。試合がなくなったカナダ代表の選手がボランティア活動を行い、注目を浴びたこともあり、同市には、市の内外から実現を求める声が寄せられている。W杯で東日本大震災からの復興と支援への感謝を世界に発信した釜石。新たな一歩に向け、物語は続く。(橋本謙太郎)

 日本選手権7連覇を成し遂げた「北の鉄人」、新日鉄釜石の拠点として知られた“ラグビーのまち”で、新たなドラマが生まれたのは昨年10月13日のことだった。

 台風19号の影響で午後0時15分開始予定だったW杯1次リーグB組のナミビア-カナダ戦が中止となった。釜石市内には前日から避難勧告、13日未明には避難指示が出された。各地で土砂崩れや浸水の被害があり、スタジアム周辺の道路にも土砂や倒木が流れ込んだ。

 9月25日のフィジー-ウルグアイ戦は実施されたものの、釜石で組まれた試合は2試合。震災からの復興を世界にアピールする貴重な機会が、つぶれてしまった。そんなやりきれない思いを吹き飛ばしてくれたのがカナダ代表チームだった。台風の被害を目の当たりにし「自分たちにできることはないか」と名乗り出てくれた。同市は千鳥町地区でのボランティアを依頼。千鳥町町内会の永沢光雄会長らが泥まみれになった自宅周辺の片づけをしていたとき、大男たちがやってきたという。

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