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マスク着用、観戦自粛…異例の東京マラソン

銀座の沿道で応援する人々。マスク姿が目立った=1日午前、東京都中央区(萩原悠久人撮影)
銀座の沿道で応援する人々。マスク姿が目立った=1日午前、東京都中央区(萩原悠久人撮影)

 新型コロナウイルス感染拡大でイベント自粛が相次ぐ中、東京マラソンが1日に開催された。約3万8千人の一般参加者の出走中止やボランティアの縮小、沿道の観戦自粛呼びかけなど異例の警戒態勢がとられ、ランナーたちはマスク姿の観客らの声援を背に首都を駆け抜けた。今回の形式での開催は「苦渋の決定」(日本陸連幹部)だったが、日本新記録も出た好レースに関係者から安堵(あんど)の声も上がった。

■マスク配布

 例年はコスチューム姿の人ら多様な一般参加者たちでごった返す新宿区の東京都庁前のスタート地点は景色が一変していた。スタートを待つ選手たちの周囲に、マスク姿の大会スタッフ、警察官、メディア関係者たちが並んだ。

 「一般ランナーの無念の思いを受け止め、素晴らしい走りをしていただきたい」。スターターを務める日本陸連の横川浩会長は選手たちに呼びかけ、号砲を鳴らした。

 東京マラソン財団は感染拡大防止対策を重ねた。記者会見などで報道陣にマスクを配布して着用を要請。選手には医師が体温を測るなど健康確認を行い、スタート、フィニッシュ地点などに消毒液も配置した。

 東京マラソンの顔として存在感を示してきたボランティアも約1万1千人から900人程度にとどめ、活動内容も縮小し沿道でのコース整理に当たった。都庁近くの沿道に立った横浜市の男性ボランティア(67)は「来られなくなったボランティアからは『残念』という声が上がった。規模縮小には寂しい気持ちはあるけど、感染防止対策だから仕方ない」。

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