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難民選手が東京マラソンに初参加 エチオピア出身のヨナス・キンデ

東京マラソンに出場するヨナス・キンデ。難民選手団として東京五輪を目指す=埼玉県所沢市の早稲田大グラウンド
東京マラソンに出場するヨナス・キンデ。難民選手団として東京五輪を目指す=埼玉県所沢市の早稲田大グラウンド

 東京マラソン(3月1日)に難民ランナーが初めて参加する。選手の名はヨナス・キンデ。2016年リオデジャネイロ五輪に難民選手団の一員として出場した39歳だ。27日、最終調整を行っている埼玉県所沢市の早大で、「良いペースを作り、自己記録(2時間17分12秒)を更新したい」と抱負を語った。

 キンデはエチオピア出身。「政治的な理由」で、身の安全を確保するため故郷から退避を余儀なくされた。「みんな自ら進んで難民になるのではない。子供の話は胸が詰まる。苦しみ、死ぬのも見てきた。世界の人たちに寄り添ってもらいたい」と言って涙をぬぐった。

 現在は国際オリンピック委員会(IOC)のプロジェクト「オリンピックソリダリティ」の対象選手として金銭的な支援を受けながら、ルクセンブルクを拠点にトレーニングを続けている。東京五輪でもリオ五輪同様、難民選手団が結成される方針で、キンデも「難民チームは希望を象徴していると思う。自分のできる最大限の準備をしていきたい」と出場を目指している。

 ダーク・ヘベカー国連難民高等弁務官事務所駐日代表は「難民選手は(母国の)ファンとともに大会に参加できるわけでない。日本選手と同じく声援を送ってもらえれば」と訴えた。(宝田将志)

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