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【東京マラソン】設楽悠太、覚悟「破る気持ちがないと破れない」

東京マラソンで2時間4分台の記録を視野に入れる設楽悠太(中央)。1月の宮崎合宿では兄の啓太(右)らと走り込んだ(宝田将志撮影)
東京マラソンで2時間4分台の記録を視野に入れる設楽悠太(中央)。1月の宮崎合宿では兄の啓太(右)らと走り込んだ(宝田将志撮影)

 東京マラソンは他の選手だけでなく、時計との勝負にもなる。自己記録を22秒上回る設定記録に、設楽悠太(ホンダ)は「破るという気持ちがないと破れない」と覚悟を決めて臨む。大逃げを図りながらも失速し、14位に終わったマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)は「もう思い出さない」と完全に過去のものだ。

 1月の宮崎合宿の際、「2時間4分台で走らないと東京五輪で走る資格はないと思っている。2時間5分台で日本記録を出しても代表を辞退する」と言って世間をざわつかせた。「辞退」という強烈な単語に注目は集まるが、これは日頃から、自分は世界と勝負できる力があるか、ファンの期待に応えられるのか-と厳しく自問しているからこそ出た発言だと捉えるべきだろう。慣習にとらわれない思考と積極果敢な走りは、今回も多くのファンが期待するところだ。

 小川智監督によると、日本記録をマークした2年前と比べ、余裕を持って35キロ走をこなせるようになってきているという。東京マラソン直前のレースとして、今年は唐津10マイルでなく、距離が長く、スピードを抑えられる熊日30キロを選択した。最速の状態に仕上がるよう調整に余念はない。

 同学年の大迫傑(ナイキ)との新旧日本記録保持者対決は今大会の焦点の一つ。昨年は設楽がコンディション不良で欠場し、実現しなかっただけに本人も楽しみにしている。

 「大迫選手の頑張りは僕のモチベーションになっている。2人そろっていい走りができたらいい」。(宝田将志)

■東京五輪男子マラソン代表選考 代表は最大3人。すでに昨年9月のMGCで優勝した中村匠吾(富士通)と2位の服部勇馬(トヨタ自動車)が決まっている。残り1人は3月1日の東京マラソンか同8日のびわ湖毎日マラソンで、日本陸連の設定記録2時間5分49秒を突破したタイム最上位者が選ばれる。突破する選手が出なかった場合は、MGC3位の大迫となる。

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