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J延期、巨人は無観客、大相撲は…スポーツ界、新型肺炎の影響深刻

Jリーグの公式戦開催延期を発表する村井満チェアマン=25日午後、東京都文京区
Jリーグの公式戦開催延期を発表する村井満チェアマン=25日午後、東京都文京区

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今夏の東京五輪・パラリンピックを控えたスポーツ界が厳しい判断を迫られている。サッカーJリーグは25日、3月15日までの公式戦全94試合を延期すると発表した。同ウイルスの影響で延期が決まったのは国内プロスポーツでは初。プロ野球巨人は東京ドームで予定する2月29日と3月1日のオープン戦2試合を無観客で行うことを決めた。3月の大相撲春場所を控えた日本相撲協会も中止や無観客開催を視野に入れて検討する。

■東日本大震災以来の一斉延期

 Jリーグが延期を決めたのは、26日に予定されたYBCルヴァン・カップ1次リーグ7試合をはじめ、J1、J2の第2~4節など3月15日までの全公式戦。「これから1~2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際」とした政府専門家会議の見解を踏まえ、村井満チェアマンが各クラブ代表者とのテレビ会議などを経て決断した。

 村井チェアマンは東京都内で開かれた25日の理事会後に記者会見し、「大きな意思決定。ある種の国難といっていい状況の中で協力をお願いする」と話し、平成23年の東日本大震災以来となる一斉延期に理解を求めた。3月16日以降についても「場合によっては延長の可能性もゼロではない」と述べ、感染症の専門家と協議したうえで再開を判断する考えを示した。

■春場所の可否、3月1日に結論

 日本相撲協会は25日、協会幹部らが大阪市内で協議し、3月1日の臨時理事会で春場所開催の可否について結論を出すことを決めた。協議前に取材に応じた尾車事業部長(元大関琴風)によると、中止、無観客で開催、通常通り開催-という3つの選択肢を検討する。場所後に巡業を予定していることや会場の都合もあり、延期はないという。

 プロ野球巨人は、オープン戦の巨人-ヤクルト(東京ドーム)2試合を無観客で行う。オープン戦とはいえ、東京ドームでの巨人戦は例年、4万人前後の観客を集めていた。日本野球機構(NPB)も今後のオープン戦の開催可否を、26日に開く臨時の12球団代表者会議で協議する。

 ラグビーのトップリーグ(TL)も中止や延期、無観客試合を含めて検討している。

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