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桐生インタビュー「東京五輪、100決勝に行く」 開幕まで150日

冬季練習を公開した陸上競技短距離の桐生祥秀=15日、埼玉県川越市の東洋大学川越キャンパス(桐山弘太撮影)
冬季練習を公開した陸上競技短距離の桐生祥秀=15日、埼玉県川越市の東洋大学川越キャンパス(桐山弘太撮影)
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 東京五輪開幕まで25日で150日となった。近づく“祭典”の足音に、陸上男子短距離の桐生祥秀(日本生命)は何を思うのか。リオデジャネイロ五輪400メートルリレー銀メダル、日本人初の100メートル9秒台など世間の注目を集めて走り続けてきた24歳に、冬季の取り組みや動画投稿サイト「ユーチューブ」での発信、今季の意気込みなどについて聞いた。(宝田将志)

 --東京五輪の開幕が150日後に迫った

 「その日には、もう暖かい場所に行っているからシーズンインした気分だと思う。暖かい所では動きもスピード感もタイムも変わってくる。昨季は10月まで世界選手権だったけど、今年は五輪が8月に終わる。濃縮したシーズンを楽しみたい」

 --冬季トレーニングのテーマは

 「筋力を付けている。体重は72キロ。去年より2キロは増えた。お尻とか全体的に筋肉が付いた。けがをしない体づくりという狙いもある。年々上がっているスピードに体が耐えられないといけない」

 --東京都江東区に完成したアシックスの低酸素トレーニング施設にも週1回程度、通っていると聞く

 「ウエイトルームも広いし、50メートルの走路も風呂もある。必要なものが詰まっていて良い。上半身を鍛え、体の連動性を高めるボクシング(の動きのトレーニング)は普段、4分間やっているけど、あの中では2分。この間、標高3000メートル(の酸素濃度)でやったら気絶しそうになった(笑い)。追い込んでいる。めちゃくちゃきつい。心肺機能も鍛えられる」

 --昨年の世界選手権100メートルは初めて準決勝に進み、そこで敗退した

 「トップスピードがもう少し上がったり、もう少し長く維持できていれば決勝に行けたかもしれない。その足りない部分を全部、潰すように取り組んでいる。『スタートを』とかでなく、100メートルをトータルで見るようにしている。暖かいオーストラリアに行ってからは、加速の局面をやっていきたい」

 --国内ではタイムでも順位でもサニブラウン・ハキーム(米フロリダ大)を追う立場だと見られている

 「世間の視線はそこまで気にならない。僕の周りの人は陸上の話をあまりしないし、応援してくれる人の方が多い。僕自身、ずっとトップにいたいから、ハキーム君がどうこうというより、『日本記録を出す』と思ってやっている」

 --ユーチューブでチャンネルと持ち、小型カメラを付けて走った動画や、若い選手にアドバイスを送る動画などをアップしている

 「あまり批判はない。もっとあると思っていたけど」

 --競技以外の活動は、共感を得にくい面もないか

 「自分のやりたいこと、やっていることに対して批判がゼロって無理だと思うし、全部、賛成だと直すこともなくなる。『話し方がおかしかった』などの批判は自分に非があるから受け止める。僕は将来、陸上教室をやりたいと思っていて、話す勉強をしている感じ。もちろんユーチューブで稼げれば、それはうれしいけど、そこが最終地点ではない」

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