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【プロ野球通信】巨人二塁手争い激化 吉川尚輝は復活なるか

巨人の宮崎キャンプで、早出練習を行う若林晃弘(右)と吉川尚輝(中井誠撮影)
巨人の宮崎キャンプで、早出練習を行う若林晃弘(右)と吉川尚輝(中井誠撮影)
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 春季キャンプも中盤を超え、8年ぶりの日本一を目指す巨人では、空席となっている二塁の定位置争いが激化している。昨季開幕戦に「1番・二塁」で先発出場した吉川尚輝は4日の紅白戦で300日ぶりに実戦で二塁の守備に就いた。原監督も期待する25歳がレギュラー奪取となるか。

 「思い切りいくだけ。何かしらアピールしたい」。強い意気込みを口にして挑んだ1軍とファームの紅白戦(4日)。1軍側で昨年4月10日の中日戦以来となる「1番・二塁」で先発出場した吉川尚が、今季初実戦から結果を出した。左腕の横川が投じた3球目をきっちりとらえ、初安打と幸先のいいスタートをきった。昨季も最初の紅白戦で3安打し、「たまたま」と謙遜したが、首脳陣にいいアピールをした。

 昨季の開幕直後は鮮烈だった。3月29日に行われた広島との開幕戦に先発出場すると、いきなり3安打の猛打賞。11試合連続で「1番・二塁」の座を勝ち取り、打率・390と打ちまくった。長年懸案だった二塁手のレギュラーが現れたかと思われたが、その後に一変。腰痛で1軍を離れ、そのままシーズンを終える悔しい1年を過ごした。

 中京学院大から2017年にドラフト1位で入団。足の速さや広い守備範囲が武器で、原監督が「歴代、さまざまな名セカンドがいるけど、負けないくらいの選手」と評したこともある逸材だ。背番号も昨季までつけた「0」から今季は「29」に一新。1年間戦える体づくりも着々と進める。

 ただ、ライバルも多士済々。昨季チーム最多の58試合で二塁を守った若林に加え、田中俊や山本、春季キャンプ2軍スタートながら猛アピールを続ける増田大らも虎視眈々と定位置奪取を狙う。オープン戦でも結果を出し続けることが求められている。

 「一塁、二塁は空いている。レベルの低い競争は見たくない。レベルが高い競争の中で見定めていく」と指揮官も選手を鼓舞する。3月20日の開幕までに、定位置を勝ち取るのはだれか。(運動部 小川寛太)

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