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レスリング世界王者の文田、投げ技に「回帰」 

 レスリングのアジア選手権は18~23日にインドのニューデリーで、五輪で実施されない階級も含め男女30階級で行われる。日本はリオデジャネイロ五輪女王の川井梨紗子(25)=ジャパンビバレッジ=ら、すでに東京五輪代表を決めた6人全員を派遣。なかでも注目されるのが、男子グレコローマンスタイル60キロ級世界王者の文田健一郎(24)=ミキハウス=だ。世界が認める五輪金メダル候補は大会を本番へのテストと位置づけ、代名詞の豪快な投げ技に磨きをかけて臨む。(岡野祐己)

 五輪への切符をつかんだ昨年9月の世界選手権。海外勢が投げ技を警戒する中、対策として取り組んできた寝技のローリングが狙い通り決まり、2年ぶりに頂点へ返り咲いた。ただ、充実感に浸りつつも頭はすぐに本番へと切り替わっていた。「今できることは出し切った。五輪までに何が足りないのかを考えて伸ばしていかなくては」

 出した答えは、「自分の一番の強み」の投げ技への回帰だった。警戒されても決めきれる絶対的な武器とすべく、体を合わせようとしない相手との間合いを詰め、技を仕掛ける練習を続けてきた。今大会は、その成果をアジアのライバル相手に試す絶好の機会だ。

 昨年のアジア選手権でも優勝を期待されながら3位に終わった。「直前の1週間でずどんと落として力が出なかった」という減量の失敗が大きかったという。このため減量も含めたコンディション調整についても、今大会を五輪本番へのテストとしたい考えだ。

 日本のレスリングは女子が注目を集めることが多いが、スポーツデータの分析、提供を行う「グレースノート」(本社・米国)が1月に発表した最新のメダル獲得予測で、金メダルと予想されたのは文田だけ。「どんな試合でも勝たなければいけないという自負はある」という24歳の世界王者は、大会2日目の19日に登場する。

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