PR

スポーツ スポーツ

アメフト名門「関学大」の新たな顔が目指す「勝つべくして勝つ」チーム

甲子園ボウル優勝祝賀会で前監督の鳥内秀晃氏(左)と握手する大村和輝監督。名門の新たな“顔”となった=11日、大阪市北区(恵守乾撮影)
甲子園ボウル優勝祝賀会で前監督の鳥内秀晃氏(左)と握手する大村和輝監督。名門の新たな“顔”となった=11日、大阪市北区(恵守乾撮影)

 アメリカンフットボールの大学日本一を争う甲子園ボウルで史上最多30度の優勝を誇る名門、関学大アメフト部「ファイターズ」の新監督に、アシスタントヘッドコーチ(HC)の大村和輝氏(48)が就任した。前任の鳥内秀晃氏(61)はチームを28シーズンも率いた名物監督。2月1日付でバトンを受け取った大村監督は「勝つべくして勝つ」を理想に掲げる。伝統校の“顔”となった新指揮官に、チームの将来像を聞いた。(岡野祐己)

 ■自ら考える集団

 平成22年から同部のアシスタントHCを務めてきた大村監督の指導論の根幹は「自ら考える力を備えさせる」と「選手の覚悟を引き出す」。選手主導のチームづくりを貫いた鳥内氏と共通する部分でもある。

 「表現はどうかは分からないが、『俺がやんねん』という部分。最後のしんどいときに、困難と向かい合ってやっていけるところ。選手に(負けた)責任は取らせないが、責任を取る覚悟を持って、自分たちでどんどんやっていくのが大事」と強調する。ミーティングでもすぐに答えを与えず、考える習慣を身に着けさせている。

 その上で選手たちに求めるのが、アメフトに欠かせないファンダメンタル(基本技能)とプレーの精度。「そこに向き合えるようになると、自然とルールも守るし、しんどいときも逃げずにアメフトに打ち込める。そういうところにこだわりたい」と大村監督。突き詰めた先に、最大の目標の「勝つべくして勝った」といえる試合がある。

 ■元は野球少年

 大村監督は兵庫県明石市出身。子供のころは野球一筋だった。関学中学部に入学し、新入生向けイベントで、ラグビーとアメフトをかけ合わせた競技をすると、野球で培ったセンスがアメフト部のコーチの目にとまり、アメフトの道へ。高校1年の秋に当時の監督と考えが合わずに一度は退部。大学1年で「泥臭い練習をしているのを見て、もう一回頑張りたい」と気持ちが高ぶり、再びファイターズの門をたたいた。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ