「関西魂が出た」幕尻優勝から一夜明けた徳勝龍 一問一答
大相撲初場所で20年ぶりの「幕尻優勝」を果たした前頭17枚目の徳勝龍。一夜明け会見の一問一答は次の通り。
--重圧はなかったか
「いらないことは考えないように、その日の一番に集中していた。重圧はあまりなかった」
--千秋楽で自身の取組前に優勝を争う正代が勝った
「あまり見ないようにしていたけど、気になってちらっと見た。すごくいい相撲だったので、集中し直したというか、気合が入った」
--初土俵から11年で優勝にたどり着いた
「優勝できるような力士じゃないと思っていたので自分でもまさか。三賞も縁がない力士と思っていたのでびっくり」
--笑いあり、涙ありの優勝インタビューで館内を沸かせた
「風呂場で練習していた。関西魂が出た」
--18日に近畿大時代の恩師、伊東勝人さんが急逝した。
「遠くで見てくれていたのではなく、近くにいて、土俵の中で一緒に闘ってくれていたような感じ。それしかない」
--妻、青木千恵さんの支えもあった
「嫁はひょうひょうとしていた。女性は強い。家では相撲の話はしないし、勝っても負けてもいつも通りにしてくれる」
--今やりたいことは
「ゆっくり温泉などに行きたい」