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小原は13位、2時間28分台 「頭が真っ白」調整不足響く 大阪国際女子マラソン

第39回大阪国際女子マラソン。13位でゴールし、泣き崩れる小原怜(天満屋)=26日、ヤンマースタジアム長居(南雲都撮影)
第39回大阪国際女子マラソン。13位でゴールし、泣き崩れる小原怜(天満屋)=26日、ヤンマースタジアム長居(南雲都撮影)

 「第39回大阪国際女子マラソン」(日本陸上競技連盟、産経新聞社、関西テレビ放送など主催、奥村組協賛)が26日行われ、小原怜は13位だった。

 競技場に戻ってきた小原の足取りは、もう力がなかった。松田の底抜けに明るい場内インタビューが響く中、2時間28分12秒でフィニッシュ。13位に沈んだ29歳は崩れるように膝を折り、関係者に両脇を抱えられながら通路に消えた。

 「チャンスをつかめなかったのは私の甘さ。頭が真っ白です」。悔し涙にぬれる。松田に「東京五輪に最も近い椅子」を奪われたことはトラックに入ってからタイマーを見て知ったという。

 17キロ過ぎ、ハイペースの先頭集団から早くも脱落した。レース中に右足小指の爪がはがれかけたのは準備不足の影響もあったろう。大会前、左アキレス腱(けん)を痛め、風邪も引いていた。武冨豊監督は「五輪で戦うという意識が見えていなかった。それだけの覚悟がある練習はできていなかった」と厳しく振り返る。

 小原はリオデジャネイロ五輪の出場を1秒差で逃し、MGCでは東京五輪代表を決められる2位に4秒届かなかった。「今度こそ」と今大会への出場に踏み切ったものの、誰も設定記録を破れなければ自分が代表になれるという微妙な立場は精神的に難しかったか。

 3月の名古屋ウィメンズで再挑戦することは現実的には厳しい。「代表の補欠になる可能性がある。それに向けてやっていきたい」。消え入るような小さな声だった。(宝田将志)

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