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東九州龍谷の荒木、「上りつめた」と感涙 春校バレーV

【第72回春の高校バレー】女子決勝 古川学園(宮城)対東九州龍谷(大分) 優勝し、胴上げされる東九州龍谷・荒木彩花(2)=12日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(鴨川一也撮影)
【第72回春の高校バレー】女子決勝 古川学園(宮城)対東九州龍谷(大分) 優勝し、胴上げされる東九州龍谷・荒木彩花(2)=12日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(鴨川一也撮影)

 「ジャパネット杯春の高校バレー」第72回全日本バレーボール高等学校選手権は12日、男女決勝が行われ、女子は東九州龍谷(大分)が8大会ぶり7度目の優勝を果たした。

 ブロックが決まった。優勝。ローテーションの関係でベンチにいた東九州龍谷の主将、荒木彩花(3年)は駆け出した。コートで歓喜の輪に加わり、泣き崩れた。最近は2大会連続準優勝。三度目の正直で頂点に立ち、「やっとここまで上りつめた」と、うれし涙を拭った。

 楽ではなかった。2セットを先取して迎えた第3セットは序盤からリードされた。「最初の2セットができ過ぎ。勝って早く楽になりたいと思わないように」。竹内誠二監督の言葉で奮起した。相手スパイクのコースを絞ってレシーブし、荒木やエースの室岡莉乃(2年)、折立湖雪(1年)の強打につなげた。

 荒木は誰よりも重圧を背負ってきた。主将を任された今季は、昨夏の高校総体で8強止まりだった。全国大会では4強以上が“指定席”だったチームにとって異例の結果だった。「自分が変わろうとしていなかった」と反省した。プレー中、態度が悪い選手がいれば注意した。試合中は、コート内外から声を出して仲間を鼓舞した。後輩はついてきてくれた。自然と一体感も生まれた。

 歓喜の味をかみしめながら、荒木は仲間に胴上げされて宙を舞った。「ここまでついてきてくれたみんなへの感謝の気持ちが大きい。苦労してよかった」と実感を込めた。最高の結末が待っていた。(久保まりな)

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