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春高バレー初優勝の東山 自在の攻め、「4枚攻撃」磨く

【第72回春の高校バレー】男子決勝 東山(京都)対駿台学園(東京) 第3セット スパイクを放つ東山・楠本岳(6)=12日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(鴨川一也撮影)
【第72回春の高校バレー】男子決勝 東山(京都)対駿台学園(東京) 第3セット スパイクを放つ東山・楠本岳(6)=12日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(鴨川一也撮影)

 「ジャパネット杯春の高校バレー」第72回全日本バレーボール高等学校選手権は12日、男女決勝が行われ、男子は東山(京都)が初優勝した。

 最後はエースの高橋藍(3年)が、敵の3枚ブロックを打ち抜いた。激戦区の京都を勝ち上がった東山が、6年ぶりの春高で悲願の初優勝。高橋は「先輩たちの思いも背負ってここにきた。勝ち切れてよかった」と涙で頬をぬらした。

 全員攻撃で得点を積み重ねた。セッターの中島健斗(3年)がボールを上げる直前、常に前後衛から4人のアタッカーが走り込む。「実業団でもここまでやるチームはない」と豊田充浩監督。守備の的を絞らせない攻めで、組織的守備が自慢の駿台学園を崩した。

 背景には松永理生(りお)コーチの教えがある。中大で日本男子のエース、石川祐希(パドバ)を指導した経験から「余裕ができれば4枚攻撃は自然と生まれる」と言い切る。

 着任した昨春からセッターへの返球を高くし、同時にアタッカーは常に攻撃に入る動きを反復して体に刻み込んだ。「全員がさぼることなく打ってくれるようになった」と中島。要所で高橋に加え、楠本岳(2年)や吉村颯太(そうた=2年)らも使える幅が生まれた。

 前回大会を制した洛南に続き、京都勢が1セットも失わない“完全優勝”を達成した。「自分たちは洛南がいたから強くなれた。来年も重圧をはねのけて連覇してほしい」と高橋。しのぎを削りあった最大のライバルに感謝し、後輩たちに夢を託した。(川峯千尋)

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