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春高バレーで初優勝 東山のエースで主将の高橋藍さん(18)

優勝し、胴上げされる東山・高橋藍=12日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(鴨川一也撮影)
優勝し、胴上げされる東山・高橋藍=12日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(鴨川一也撮影)

 前衛から後衛から次々と強打を決め、「ジャパネット杯春の高校バレー」第72回全日本バレーボール高等学校選手権の男子で東山を初優勝に導いた。「苦しい場面で決めきるのが自分の仕事。今までで最高のバレーを出せた」。両チーム最多となる26得点をマークした今大会屈指のアタッカー、東山のエースで主将の高橋藍(らん)さん(18)は誇らしそうに胸を張った。

 京都市出身。小学2年のとき2学年上の兄、塁(るい)さん(19)の影響でバレーを始めた。競技を辞めようと何度も思った。中学時代に全国大会を経験し「バレーが楽しくなった」。兄の後を追って京都の名門、東山の門をたたいた。

 現実は厳しかった。1年生でコートに立った前々回の春高バレー京都府大会は当時3年生でエースの塁さんとともに得点源として期待されながら「兄に頼ってしまった」。強豪の洛南に敗れ「一緒に全国」の夢は果たせなかった。2年生だった前回も出場を逃した。

 迎えた最終学年。エースは腹をくくった。昨春から熱心に筋力トレーニングに取り組み、脚力がついた。最高到達点は約10センチ伸び、日本代表レベルの343センチになった。高い打点から繰り出すスパイクでチームを引っ張り、京都選抜を優勝に導いた昨秋の国体に続き“2冠”を達成した。

 観客席から見守った塁さんは、勝利が近づいてきた第3セット途中から涙を流した。「ジャンプも高くなって藍は頼もしくなった。2日後が自分の誕生日。いいプレゼントをもらった」と感慨を込めた。

 さらに自分を磨く舞台を求め、卒業後は日体大へ進学する。東京五輪が開催される2020年の幕開けに存在感を示した18歳は、満員の観客に宣言した。「将来はオリンピックに出てメダルを取りたい」(川峯千尋)

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