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就任2年目で11大会ぶりの大学日本一に導いた早大ラグビー部監督・相良南海夫さん(50)

喜びを爆発させる早大・相良南海夫監督(中央)=国立競技場(山田俊介撮影)
喜びを爆発させる早大・相良南海夫監督(中央)=国立競技場(山田俊介撮影)

 大観衆が詰めかけた国立のピッチでの胴上げが終わると、選手たちと輪になって日本一になったときだけに歌える「荒ぶる」を唱和した。「最高でしたね。自分が卒業するときは歌えなかったので」。宿敵・明大を破っての11大会ぶりの学生王者奪還は格別だった。

 早大主将として臨んだ平成3年度は準決勝敗退。その2年前には清宮克幸主将(現日本ラグビー協会副会長)の下、優勝を経験した。卒業後は三菱重工相模原で活躍し、18年度には監督として同チームをトップリーグ初昇格に導いた。

 大学日本一から遠ざかっていた母校の指揮官として声がかかったのが創部100周年の昨シーズン。「なんで僕なんだと考えたが、やりたくてもできない役職」と意気に感じた。就任最初のミーティングでは「主役は君たち」と選手に語りかけた。早大学院高時代の恩師でもある元早大監督の故大西鉄之祐氏から「学生は主体性が大事だと気付かせてあげることこそ早稲田ラグビー」と学び取り、受け身がちだった選手たちに自立を求めた。「言葉は少ないが要所でズバッと言う。(きついことを)言われると、よほど自分たちが悪いんだと意識した」と斎藤直人主将。意識改革を促し、昨季の関東対抗戦優勝に続くタイトルをもたらした。

 決勝で活躍した1年の相良昌彦は次男。「いいプレーヤーですね。こういう舞台でトライを取るのも大したものだなと」。柔和な表情で誇らしげに話した。(奥村信哉)

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