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東の横綱・桐蔭「素晴らしい景色」 余裕持ち逆転V 高校ラグビー

【第99回全国高校ラグビー決勝 桐蔭学園対御所実】閉会式後に胴上げされる桐蔭学園・伊藤大祐主将=花園ラグビー場(岩川晋也撮影)
【第99回全国高校ラグビー決勝 桐蔭学園対御所実】閉会式後に胴上げされる桐蔭学園・伊藤大祐主将=花園ラグビー場(岩川晋也撮影)

 前半を劣勢のまま終えても、「東の横綱」は余裕を失っていなかった。7日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で行われたラグビーの第99回全国高校大会決勝。桐蔭学園(神奈川)は後半に逆転して御所実(奈良)を23-14で下し、日本代表の松島(サントリー)を擁した第90回大会以来となる全国制覇を果たした。単独優勝は初めてで、藤原監督は「素晴らしい景色。勝って生徒を迎えられるのは監督冥利に尽きる」と勝利の余韻に浸った。

 前半は御所実の防御の圧力の前に攻めあぐねた。ハンドリングエラーが重なり、得点はPG1本の3点のみ。だが11点のリードを許していても、ハーフタイムで主将のSO伊藤は「完璧な負け試合だね」と軽口をたたいた。その場が笑いに包まれ、2年生のロック青木は「主将の言葉で重苦しい雰囲気が解けた」と振り返る。

 後半はSH島本を投入し、素早い球出しを心がけたことで攻撃にリズムが出た。6分、ゴール前のラックから青木がトライを挙げると、16分には自陣でキックをキャッチした伊藤が大きくゲインし、FB秋浜の逆転トライを演出。さらにWTB西川のトライ、伊藤のDGで突き放した。

 準優勝に終わった前回大会後、進歩を求めて明大や帝京大、東海大など大学の強豪と合同練習を実施。今大会は対戦相手への敬意を持とうと、選手らが校風や歴史を調べた結果を発表しあった。

 「みんなで百パーセントの準備をやれたのが大きかった」と感無量の表情の指揮官。伊藤は「後輩たちには令和の高校ラグビー界を引っ張っていってほしい」と胸を張った。(上阪正人)

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