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土壇場から大逆転 埼玉栄が初戦突破 春高バレー

【第72回春の高校バレー】〈C5男子 崇徳(広島)対埼玉栄(埼玉)〉車椅子で引き揚げる埼玉栄・砂川裕次郎(2)=武蔵野の森総合スポーツプラザ(撮影・福島範和)
【第72回春の高校バレー】〈C5男子 崇徳(広島)対埼玉栄(埼玉)〉車椅子で引き揚げる埼玉栄・砂川裕次郎(2)=武蔵野の森総合スポーツプラザ(撮影・福島範和)
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 シーソーゲームの第3セット。17-18で埼玉栄にアクシデントが起こった。昨夏の世界ユース日本代表で大黒柱の砂川裕次郎(3年)が両足をつって途中交代。窮地で気を吐いたのは、砂川とともに二枚看板を張る橋本岳人主将(3年)だった。

 「俺が決めるから、全部自分にトスを持ってこい」。ふがいなさから待機所で涙を流す砂川の前で、橋本岳は言葉通りに得点を重ねる。だが、崇徳も総合力の高いチーム。21-24と先にマッチポイントを握られた。

 万事休す-と思われたが、ここで砂川が志願のコートイン。足を引きずるエースのために一丸となったチームは驚異の集中力でジュースに持ち込み、最後は砂川、橋本岳による3連続得点で逆転勝ち。オレンジのユニホームが歓喜に揺れた。

 2人は中学時代から練習に励んできた同志。「ずっと頼り切りだったから今回はなんとかしようと思った」と橋本岳が言えば、砂川は「橋本が意地を見せてくれた。本当に頼れるやつ」とお互いをたたえ合った。

 山場は続く。次戦は2年前に敗れた鎮西(熊本)とぶつかる。相手のエース水町泰杜(たいと)(3年)と砂川は親友で、大会前には「2回戦でやろうぜ」と誓い合った。「水町には負けたくない。持っている力を全部出し切りたい」と砂川。土壇場を乗り越えた強さでリベンジをもくろむ。(川峯千尋)

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