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荒磯親方は強かった 朝乃山に16勝1敗

ほぼすべてを左四つに組み勝った荒磯親方(左)。親方の胸を借りる画期的な指導交流となった
ほぼすべてを左四つに組み勝った荒磯親方(左)。親方の胸を借りる画期的な指導交流となった

 大相撲の元横綱稀勢の里の荒磯親方が5日、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で、出稽古に訪れた新関脇の朝乃山相手に16勝1敗と圧倒した。一門外の力士に親方が稽古をつけるのは異例。引退から1年がたっても強さは健在で、「生きのいい力士とやれて楽しかった」と笑みを浮かべた。

 朝乃山が在籍する高砂部屋の若松親方(元幕内朝乃若)の仲介で実現した。馬力を生かして前に出る朝乃山に対し、荒磯親方はすくい投げや突き落としで何度も土俵に転がした。現役時代の武器だった左おっつけは強烈で、朝乃山得意の右四つを許さない。次第に朝乃山の息が上がり、難なく寄り切る相撲が増えた。

 荒磯親方は朝乃山が上位に上がる前に現役を引退し、本場所での対戦はない。朝乃山は「左のおっつけは想像以上。重たかった。寄り切れない」と脱帽するしかなかった。

 稽古を見学した相撲解説者の元小結舞の海秀平氏は「今場所出たら優勝」と冗談交じりに荒磯親方を絶賛。朝乃山に対しては「深刻に受け止めた方がいい。親方の所に通った方がいいのでは。右四つにさせてくれない相手とやるのはいい稽古になる」と指摘した。

 初場所は12日に初日を迎える。荒磯親方は「本場所のためにあえて厳しくやった。求めてくるのは素晴らしい。大関に上がるために協力したい」とエールを送った。

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