PR

スポーツ スポーツ

高校ラグビー27日開幕 文武両道の県浦和、目指す初勝利

 第99回全国高校ラグビー大会は27日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕する。埼玉県代表として6大会ぶり3度目の出場となるのが、進学校として知られる県浦和だ。「謙虚に、ひたむきに」をモットーに、文武両道を追い求める若武者たちが悲願の初勝利を目指す。(橋本謙太郎)

 今年の東大合格者数が現役、浪人を合わせて41人に上り、全国でもトップクラスの公立進学校である県浦和で、奮闘しているのがラグビー部だ。近年は県予選で上位に食い込み続け、今年は6年ぶりの花園出場を決めた。

 スポーツ推薦がなく、全部員51人中、経験者として入部した者はわずかで、ほとんどが高校から始めた“初心者”だ。それでも愚直なタックルを軸にした粘り強い防御を武器に、全国の舞台に上り詰めた。

 その背景について、三宅邦隆監督は「努力して成功を勝ち取る経験を小中学生のうちにしている子が多く、努力しきれる。(目標を)本気で目指せるのが強みの一つ」と分析する。

 ラグビー経験者として入部したフッカーの山際毅雅(2年)は昨季を振り返り「1年生同士の練習試合で(強豪校に)圧倒的な差を見せつけられても、同級生は諦めないで練習していた。落ち込んでいる場合じゃないと刺激になった」と明かす。

 もちろんラグビーだけでなく、学業にも力を注ぐ。練習後に教室に戻って机に向かう部員もいる。FB高田賢臣(3年)は「他の生徒に比べると時間がないけど、短時間で多くのものを学ぼうという意識でやってきた。(勉強とラグビーの)両方をやることで得ることがある」と力を込める。

 さあ花園。1回戦は27日、玉島(岡山)と対戦する。「とにかく初勝利。目の前の1勝に力を注ぎたい」と三宅監督。誇り高い部の歴史に新たな一ページを刻む。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ