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涙の初V ナガマツ「遠かった」

【第73回全日本総合バドミントン選手権 決勝】<女子ダブルス>福島由紀・広田彩花ペアと対戦する永原和可那・松本麻佑ペア=1日、駒沢オリンピック公園総合運動場体育館(鴨川一也撮影) 
【第73回全日本総合バドミントン選手権 決勝】<女子ダブルス>福島由紀・広田彩花ペアと対戦する永原和可那・松本麻佑ペア=1日、駒沢オリンピック公園総合運動場体育館(鴨川一也撮影) 

 最後は松本がスマッシュを押し込み、フルゲームの熱戦に終止符を打った。バドミントンの全日本総合選手権女子ダブルスで初優勝。永原と2人そろって拳を握り、喜びを爆発させた。コートでの優勝インタビューで松本は感極まった。「全日本総合のタイトルは遠かった。手にできてうれしい」。涙をぬぐった。

 初めて立った決勝の舞台に2人は浮き足立っていた。第1ゲームは相手の速い攻撃に苦しんだ。呼吸が合わず、珍しく2人のラケットがぶつかる場面もあった。攻守に動きがかみ合わず、10-21の大差で落とした。

 後がなくなったここからが真骨頂だった。「開き直った」と永原。177センチの松本と170センチの永原。長身の2人は攻める姿勢を取り戻し、試合を支配した。次々に強打を決めて第2ゲームを21-15で奪うと、最終ゲームは11連続得点などで21-8と圧倒した。

 2018、19年の世界選手権で2連覇を果たした女王にとって日本一は悲願だった。最近2大会は準決勝敗退。ようやく決勝にたどり着いた。佐々木翔監督からは「自分たちの力を出すだけ」と背中を押された。頂点に立つ鍛錬を重ねてきた自負があった。永原は「最後は良い形を出せた。次につながる試合だった」と笑顔で振り返った。

 東京五輪出場権を懸けた戦いは来年4月末まで続く。国内のライバルと最大2枠を争う。「この経験を世界大会にもつなげたい」と松本。初優勝を弾みに、再び世界で躍動する。(久保まりな)

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