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バーディーで締めくくり「神様が与えた試練」 笑顔の渋野

LPGAツアー選手権リコー杯最終日。最終ホールをバーディーで上がるも2位タイで終わり賞金女王を逃した渋野日向子=宮崎CC(撮影・中島信生)
LPGAツアー選手権リコー杯最終日。最終ホールをバーディーで上がるも2位タイで終わり賞金女王を逃した渋野日向子=宮崎CC(撮影・中島信生)

 女子ゴルフの国内四大大会で今季最終戦となるツアー選手権リコー杯最終日は1日、宮崎CCで行われ、渋野日向子は2位だった。

 重圧から解放された渋野は晴れやかだった。史上最年少の賞金女王に約757万円届かず2位。「悔しさは全くない。賞金女王になるには早いよ、と神様が与えてくれた試練かな」。最終18番をバーディーで締めくくり、優勝したかのような笑顔を見せた。

 9番でグリーン手前右のバンカーに入れながらパーセーブするなど、チャンスを待った。パー3の12番ではピンにピタリとつけ、初バーディー。13番も連続バーディーで2位タイに入り、ギャラリーを沸かせた。

 激動の1年だった。開幕時には無名に近い新人にすぎなかったが、5月のワールドレディースで初優勝。ところが、3年シードを獲得し、目標を見失った。青木翔コーチに怒られ、目が覚めた。8月に全英女子で優勝。一躍、“時の人”になったが、肩書が重荷になり、9月は「結果を出さなければという重圧を自分にかけ過ぎた」ことで苦しんだ。何度かあった谷間をコーチ、スタッフら“チーム渋野”が一丸となり、優勝という結果を出すことで危機を乗り切った。

 来年は五輪イヤー。「金メダルを取りたいですね」と語る渋野を、五輪対策本部の服部道子コーチは「伸びしろがあり、地の利もある。メダルの可能性は十分ある」と期待する。

 「この1年の経験は財産。これからに生かしたい」と渋野。2年目の飛躍が楽しみだ。

 (江目智則)

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