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世界一厳しい日本代表争い バド女子ダブルス ナガマツ「熾烈」、フクヒロ「借りを返す」、タカマツ「崖っぷち」  

【第73回全日本総合バドミントン選手権 決勝】<女子ダブルス>優勝し、記念撮影に応じる永原和可那(左)・松本麻佑ペア=1日、駒沢オリンピック公園総合運動場体育館(鴨川一也撮影)
【第73回全日本総合バドミントン選手権 決勝】<女子ダブルス>優勝し、記念撮影に応じる永原和可那(左)・松本麻佑ペア=1日、駒沢オリンピック公園総合運動場体育館(鴨川一也撮影)

 来年の東京五輪決勝の前哨戦とも言える熱戦に、会場は沸き立った。1日、東京・駒沢体育館で行われたバドミントンの全日本総合選手権の女子ダブルス決勝。今年の世界選手権を制した永原和可那(わかな)、松本麻佑(まゆ)組(ナガマツペア)が、現在、世界ランキング2位に立つ福島由紀、広田彩花(さやか)組(フクヒロペア)に競り勝ち、優勝した。同種目では、リオデジャネイロ五輪金メダルの高橋礼華(あやか)、松友美佐紀(みさき)組(タカマツペア)とともに2枠しかない五輪切符を目指し、「世界一厳しい」代表争いを繰り広げている。(鈴木俊輔)

 満員の駒沢体育館。1-1で迎えた第3ゲーム、ナガマツペアが多彩な攻撃を展開し、粘るフクヒロペアをねじ伏せた。初の日本一の栄冠だが、まだ、五輪切符を手中にしたわけではない。試合後の記者会見で永原は「これからも熾烈(しれつ)な争いになる」と冷静に振り返り、いまだに混戦状態にあることを自覚していた。

 一方、全日本3連覇を目指していたフクヒロペアは今大会、好調だった。試合前「決勝の舞台を楽しみたい」と語っていた広田。しかし、決勝戦では途中で迷いが出て、ショットが決まらなくなったのだという。世界トップレベルでしのぎを削る2組。東京五輪の決勝でぶつかる可能性もある。福島は「いつか借りを返せるように頑張りたい」とリベンジを誓った。

 バドミントンの五輪代表は1カ国で最大2枠。来年4月28日時点の世界ランキングに基づいて決まり、日本代表は2枠の切符を獲得する可能性が高い。

 タカマツペアは11月30日の準決勝でナガマツペアに敗れた。代表争いでも2組に後れをとっている。「崖っぷちだが、胸を張っていいバドミントン人生だったと思えるように、4月まで頑張っていきたい」と高橋。東京五輪を集大成に位置づけるタカマツペアはまだ、希望を失っていない。

 今大会、会場には世界レベルの試合を楽しもうと、多くの観客が訪れた。神奈川県小田原市の小学6年、中野美涼(みすず)さん(12)は女子ダブルス決勝の激しい攻防に「スマッシュが速くて迫力があった。東京五輪でも一緒にメダルを取ってほしい」と笑顔をみせた。

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