闘莉王が現役引退 元日本代表、南アW杯16強
サッカー元日本代表でJ2京都のDF田中マルクス闘莉王(38)が1日、現役引退を発表した。東京都内で記者会見を開き「19年間のプロ生活をきょうで引退します。感謝の気持ちで胸がいっぱいです」と話した。
ブラジル出身でJ2水戸時代の2003年に日本国籍を取得した。卓越した守備力、得点力を兼ね備え、主にセンターバックで活躍。日本代表では2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で16強入りするなど国際Aマッチ43試合出場で、8得点した。
J1は06年の浦和と10年の名古屋のリーグ初優勝に貢献し、浦和では07年にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)も制覇した。J1通算395試合、75得点、J2通算134試合、29得点。