PR

スポーツ スポーツ

【話の肖像画】女子柔道金メダリスト・谷亮子(44)(1)本能が目覚める五輪

女子柔道金メダリスト、谷亮子さん(飯田英男撮影)
女子柔道金メダリスト、谷亮子さん(飯田英男撮影)

 〈誰もが知る「ヤワラちゃん」。柔道の天才少女として鳴り響いた国民的ヒロインである。5度出場した五輪では、2大会連続の金メダルを含め全て表彰台に立った。2020年東京五輪は引退してから3度目の五輪になる〉

 東京五輪の開催が決まってから6年以上もたつんですね。当初はすごく待ち遠しかったのに、あっという間です。国内では選手たちの代表権争いが最終盤に差し掛かっています。私自身は開催まで8カ月ということで、すでに五輪がスタートしているような感覚があります。自国開催の五輪に、応援する立場で参加できるのが楽しみです。

 〈1992(平成4)年のバルセロナ五輪に初出場したのは16歳のとき。それ以来、五輪とは4年に1度の時報を打つ体内時計のようなものだという〉

 五輪を目指して幼い頃からずっと柔道をやってきました。選手にとって五輪は、本能が目覚める瞬間でもあるんです。私は引退して時間がたっても、4年に1度の周期は現在でも自然と反応し、五輪イヤーだと感じることができるのです。現役の時の五輪が開催される年は、毎日が本番の試合当日だと思って稽古を重ねてきました。応援する側に立場を変えても、その場に選手として参加しているような気持ちを強く感じます。五輪での5大会連続メダル獲得は、長年、たくさんの皆さんの応援が支えてくれた証しです。世界一の応援があったからこそ、私も期待に応える稽古を積み重ねました。皆さんの応援が世界一に導いてくれたと、いつも、そう思っています。4年に1度を5回も経験できて光栄でした。

続きを読む

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ