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【ラグビーW杯】日本-スコットランド戦 台風翌日の実施でなされた尽力

 当日、情報収集に奔走した大会組織委の鶴田友晴・事務総長代理はこう振り返る。「試合ができたのは本当にうれしいことだし、逆にできなかったら大変だったな、と。そして、ああいった試合になって、組織委の立場ではなく、日本人の感情からすると、うれしいですよね」。安堵(あんど)の表情がにじんだ。

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 44日間の熱戦は、南アフリカの優勝で幕を閉じた。WRのビル・ボーモント会長は11月3日の記者会見で大会を振り返り、「偉大なW杯。日本人の温かさ、ラグビーへの情熱、苦しいときの友情を象徴していた」と称賛した。

 チケットはほぼ完売、ファンゾーンへの入場者数は110万人を超えた。出場チームの国歌やラグビーアンセムを歌うことで応援する活動も広がった。試合後の選手の「おじぎ」も恒例に。会場近くでは、書道など日本文化を楽しむ外国人ファンの姿もあった。

 一方で運営面では会場内への飲食物の持ち込み禁止の是非が問題となり、台風直撃という自然環境面の“弱点”も改めて浮き彫りになった。フランスのAFP通信は閉幕後、大会統括責任者のアラン・ギルピン氏のインタビュー記事を掲載。東京五輪関係者へ、地震や火山など「あらゆる事態を想定するよう」忠告した。

 来年は、どのような熱気が日本列島を包み込むことになるのか。ラグビーW杯からのタスキは、東京五輪パラリンピックに渡った。

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