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【ラグビーW杯】南ア、FW戦制し最多の3度目V、コリシ主将「団結できた」

 イングランド-南アフリカ 後半、コルビがトライを決め喜ぶ南アフリカの(左から)ムボナンビ、コリシ主将、エツベス=日産スタジアム
 イングランド-南アフリカ 後半、コルビがトライを決め喜ぶ南アフリカの(左から)ムボナンビ、コリシ主将、エツベス=日産スタジアム
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 初の黒人主将として南アフリカを世界一へ導いたフランカーのコリシが、優勝杯「ウェブ・エリス・カップ」を掲げる。ニュージーランドに敗れて始まったW杯には、史上最多タイとなる3度目の優勝という最高のフィナーレが待っていた。

 18-12の後半25分に勝利をたぐり寄せるトライが生まれた。相手防御網の背後にボールを蹴り、パスをつないで最後はWTBマピンピがインゴールへ飛び込む。後半33分にはWTBコルビが相手DFを切り裂いて駄目押しのトライを奪った。

 伏線は圧倒したFW戦にあった。セットプレーで優位に立ち、決めたPG6本の多くはスクラムやモールで相手の反則を誘発させて獲得。腕力自慢のイングランドを相手に、気力と体力を削り取る大奮闘をみせ、ナンバー8のフェルミューレンは「FWが強力だった」と胸を張った。

 アパルトヘイト(人種隔離)政策撤廃後の1995年、自国開催となったW杯で初優勝を飾り、マンデラ大統領が代表ユニホームを着て祝福した。

 2007年大会で2度目の優勝に貢献したのは、そのシーンに刺激を受けた黒人WTBのハバナ氏。ハバナ氏が「黒人の主将が母国に優勝杯を持ち帰れたら素晴らしい」と期待する中、コリシが大役を務めきった。

 「目的に向かって団結できた。仲間の喜ぶ姿をみるのは人生最高の瞬間だった」とコリシ。国民の多くも期待していなかった王座奪回に、エラスムス監督は「選手が自分たちを信じることができた」と目を細めた。

(奥山次郎)

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