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ラグビー日本代表の次なる挑戦 「ティア1入り」の壁は超えられるか

アルゼンチンにならえば?

 ただ、前回2015年大会で南アフリカから大金星を挙げたことが、風向きを大きく変えた。日本は次期W杯の開催国ということもあり、この3年余の間にティア1の10チーム全てとの対戦が実現。さらに今大会ではティア1のアイルランドとスコットランドを相次いで撃破し、ティア2のチームとして初めて全勝で1次リーグを突破した。こうした今大会での日本の戦いぶりを、ニュージーランドのスティーブ・ハンセン監督も「ティア1にふさわしいプレーとパフォーマンスを見せている」と高く評価した。

 実際、ティア2からティア1へとステップアップした前例はある。

 欧州で戦績を積んだイタリアは、2000年に当時の欧州5カ国対抗に加えられたことでティア1入り。アルゼンチンもW杯1999年大会で初めて8強入りすると、2007年大会では開催国フランスを2度にわたり破って3位となり、12年から南半球対抗戦に加わってティア1の一員となった。

 かつて日本代表WTBとして活躍し、日本人で初めて国際統括団体ワールドラグビー(WR)の殿堂入りした坂田好弘さん(77)も「まず、今回のW杯後にさらに増えるティア1とのテストマッチで、良い結果を残し続ける必要がある」と説明する。

ラグビー文化に親しむことも

 ただ、単に勝つだけではティア1の扉が開かないのも事実だ。

 イングランドで生まれたラグビーは大英帝国の伸長とともにその植民地へと広がり、代表同士の対抗戦を通じラグビーを文化として育んできた伝統がある。このためWRの前身にあたる国際ラグビーフットボール評議会(IRFB)に正式に加盟が認められていたのは長い間、英国4協会と植民地だったニュージーランドにオーストラリア、南アフリカ、隣国であるフランスの8協会のみ。日本などは準加盟扱いで、これがティアの原形となった。

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