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ラグビー日本代表の次なる挑戦 「ティア1入り」の壁は超えられるか

ラグビーW杯準々決勝で南アフリカに敗れた後、スタンドに挨拶するリーチ・マイケル主将ら日本フィフティーン=10月20日、味の素スタジアム
ラグビーW杯準々決勝で南アフリカに敗れた後、スタンドに挨拶するリーチ・マイケル主将ら日本フィフティーン=10月20日、味の素スタジアム

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で日本は目標としていた8強入りを初めて成し遂げ、世界ランキングも最高で6位まで上昇した。だが、ラグビー界独特の「格」を示す「ティア」では、中堅国を指すティア2のままだ。そこには、一時的にでも勝利を収めれば上昇可能な世界ランクとは別の「壁」が存在する。ラグビーの母国イングランドや圧倒的な戦績を築いてきたニュージーランドなど強豪が属するティア1に、日本は仲間入りすることはできるのだろうか。 (宇山友明)

試合を組むことすら困難

 「ティア2の代表として、次もプレーしていきたい」。日本が決勝トーナメント進出を決めた13日のスコットランド戦。試合後、リーチ・マイケル主将(東芝)は“ティア”という言葉を強調しながら、準々決勝への決意を新たにした。

 英語で「階層」を意味するティアは、ラグビー界では強さに伝統も加味したグループ分けに使われる言葉だ。トップのティア1に属するのは強豪の10カ国・地域。2番手グループのティア2には日本やサモア、フィジー、米国など13カ国が分類される。最も下のティア3はW杯出場を果たせていないチームだ。

 ティア1のうち、イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランド、フランス、イタリアは欧州6カ国対抗で、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチンは南半球4カ国対抗で定期的に対戦。一方でティア2に属するチームはかつて、ティア1と試合を組むことさえ困難だった。日本ラグビー協会の担当者も「これまでは、ティア1との対戦はW杯くらいでしか機会がないほど隔たりがあった」と打ち明ける。

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