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【ラグビーW杯】「小さな巨人」諦めぬ強い心 166センチの田中史朗

練習に臨む田中史朗(中央)ら=東京都内(蔵賢斗撮影)
練習に臨む田中史朗(中央)ら=東京都内(蔵賢斗撮影)

 ラグビー・ワールドカップ(W杯)で20日、南アフリカとの準々決勝に臨む日本代表。3大会連続出場の田中史朗(34)は身長166センチと小柄ながら、体の大きな相手をあざ笑うかのようなボールさばきでグラウンドを支配する。今大会、途中出場で試合の流れを引き寄せる重要な役割を担うベテランの胸にあるのは、才能が開花した名門校での日々。誰よりも勝負にこだわる男は、日本ラグビーをさらなる高みへと押し上げる。(江森梓)

 「時間はかかったけど、本当に最高の景色だった」

 4連勝で初の突破を決めた1次リーグ。試合終了の瞬間、その姿はいつもピッチ上にあった。焦るアイルランドを翻弄し、サモア戦ではボーナスポイントにつながる終了間際のトライを演出。ベンチから試合の流れを見極め、豊富な経験に裏打ちされた緩急自在のゲーム運びをみせた。

 ラグビーのさかんな京都で、農家の三男として生まれた。「兄と同じサッカーはやりたくない」。そんな反発心からラグビーを始め、京都市立伏見工高(現・京都工学院高)に進んだ。

 総監督の山口良治さん(76)のもと、故平尾誠二さんら多くのスター選手を輩出した名門校で、3年時には花園で4強入りを果たす。「信は力なり」。山口さんの教えを今も座右の銘とする。

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