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【ラグビーW杯】31人の総力戦 北出、木津 ベンチ外からチームサポート

ラグビー日本代表、北出卓也(山田俊介撮影)
ラグビー日本代表、北出卓也(山田俊介撮影)
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 ラグビー・ワールドカップ(W杯)で初の決勝トーナメント進出を決めた日本代表。試合で活躍する中心選手に注目が集まるが、ベンチ入りしていない選手もチームに欠かせない役割を果たしている。北出卓也(27)と木津悠輔(23)は、対戦相手のスクラムを徹底研究。レギュラー組の練習相手として、躍進の陰の立役者となった。チームのスローガンは「ONE TEAM」。それぞれの思いを胸にチームを支えている。(藤木祥平、吉国在、田中徹)

 1次リーグ突破を決めた13日のスコットランド戦。ノーサイドのホイッスルが響き渡ると、ベンチから外れていた選手も駆け寄り、歓喜を分かち合った。

 代表31人に対し、先発を含めてベンチ入りできるのは23人。毎試合、8人がサポート役に専念することになる。今大会は、5人が1次リーグ全試合でグラウンド外からチームを支えた。

 フッカーとして出番を待つ北出は京都市出身。W杯のメンバー入り後に初キャップを獲得した異色の存在だ。幼い頃から自宅の居間に寝転がっては、天井をめがけてボールを投げるのが日課で、持ち味の精密なスローイングを磨いてきた。

 東海大仰星高(現・東海大大阪仰星高)から東海大、サントリーと名門を歩んだが、レギュラー落ちして試合から遠ざかった時期も。ライバルが次々と代表入りする中、父の祐一さん(59)の「代表入りする同期たちを快く応援しよう」との言葉で気持ちを切り替え、大舞台への切符をつかみ取った。

 一方、大分県出身の木津は、花園出場経験のない県立由布高校でラグビーを始め、W杯まで駆け上がった“シンデレラ・ボーイ”。天理大でプロップに転向し、大きく飛躍したが、まだ23歳。天理大でコーチとして指導した岡田明久さん(57)は「将来は代表を背負うプロップに」と期待を込める。

 試合に出場していない2人だが、チームで重要な役割を果たしている。ポジションはともにスクラムの最前列。練習では相手スクラムを再現し、試合に向けた準備を支える。

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