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【ラグビーW杯】対戦国の国歌うたい、選手入場に大歓声 ラグビータウン、熊谷が子供たちにまいた種

ジョージア-ウルグアイ戦で、国旗をあしらったうちわで応援する小学生たち=9月29日、熊谷(長尾みなみ撮影)
ジョージア-ウルグアイ戦で、国旗をあしらったうちわで応援する小学生たち=9月29日、熊谷(長尾みなみ撮影)
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 子供たちの声が、スタジアムにこだました。埼玉県熊谷市の熊谷ラグビー場で10月9日に行われたラグビー・ワールドカップ(W杯)のアルゼンチン-米国戦。観客席が一つになり、試合を見守った。選手入場では割れんばかりの大歓声が起き、試合前の国歌斉唱では選手とともに歌った。

 ディフェンスラインを突破して前に敵がいなくなれば声を張り上げ、パスがずれたり、ボールを落とせばため息が会場を包み込んだ。その主役は約5千人の小学生だった。

 熊谷ラグビー場では今大会、9月24日のロシア-サモア戦、同月29日のジョージア-ウルグアイ戦、10月9日のアルゼンチン-米国戦の3試合が行われたが、熊谷市では全小中学校の全学年の行事としていずれかの試合観戦を組み込み、初戦を中学生約4千人、第2戦と第3戦をそれぞれ小学生約5千人が観戦した。

 3試合の観客動員数は計7万1836人。そのうちの約20%が小中学生だった。関係者によると、かかったチケット代は約7200万円で、全額、市の負担だった。

 毎年春に行われる全国高校選抜ラグビー大会の開催地でもある熊谷市は、ラグビーをまちづくりの柱に据えている。地元で開催されるラグビー界最大のイベントを最大限に生かすべく、「子供たちに観戦させたい」と約2年前から準備を進めてきた。

 不安材料は多かった。特に、中学生が観戦した第1戦は夜の試合で19時15分開始だった。2万人以上が集まるイベントで、ビール片手の大人も多い。帰りの渋滞具合も読めず、子供たちの帰宅時間を心配する声もあった。

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