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【ラグビーW杯】被災地で唯一試合行う釜石 ラグビーがもたらしたものは

 ただ、釜石では日本戦はなく、地上波の生中継もない。「単なるお祭り騒ぎで終わったら意味がない」。複雑な心境をのぞかせる。

 ■防災考える契機に

 かすかな手応えを感じる住民もいる。スタジアム近くには、津波の怖さを伝える「いのちをつなぐ未来館」もでき、足を運ぶ観客の姿もあった。スタジアムにも木村さんらの案で《あなたも逃げて》と書かれた祈念碑が建てられた。

 釜石高3年の洞口留伊(ほらぐちるい)さん(18)は、先月25日の試合当日、その祈念碑の前で同級生らと震災時の状況を伝える活動に加わった。

 釜石でのW杯は13日で終わるが、訪れた観客の記憶には釜石が確かに刻まれているはずだと信じている。「1人でも多くの人が防災について考えるきっかけになれば」。そう願う。(大渡美咲)

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