PR

スポーツ スポーツ

【ラグビー私感】勝利に向かって「ONE TEAM」 永田隆憲さん

早稲田大で主将を務めた永田隆憲さん(中央)。日本選手権決勝で東芝府中を破って日本一となった=昭和63年1月15日
早稲田大で主将を務めた永田隆憲さん(中央)。日本選手権決勝で東芝府中を破って日本一となった=昭和63年1月15日

 世界中が騒然とした9月28日の日本-アイルランド。試合前のロッカーでジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチが「信じているのは僕たちだけ」という“俳句”を披露、選手を鼓舞したとの話を聞き、ある言葉を思い出した。

 「自信が敵を圧倒する」。私が早稲田大で主将を務めたときの監督であった木本(建治)さんの言葉である。昭和63年1月15日、日本選手権。大方の予想はもちろん社会人有利であった。しかし、当の私たちは、それまでの血のにじむような練習や徹底した分析から、まさに「自信」をもって試合に臨み、メンタル、フィジカルともに互角に戦い、日本一を勝ち取ることができた。

 自信を得るまでには、選手が努力することはもちろんだが、選手が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、どんな場面でもプレーに集中できる環境を整えてくれたマネジメントスタッフの手厚いサポートなしには成しえなかった。また、試合メンバーが決まれば、日頃ポジション争いをする仲間もサポートに全力を尽くしてくれた。部員全員での勝利であった。

 世界のトップを相手に堂々とした戦いを繰り広げているジャパン。自信に満ちあふれた選手、監督、そして優秀なマネジメントスタッフ、メンバー外の選手それぞれが「勝つ」という目標に向かって「ONE TEAM」となっていることが、試合後の様子からも十分感じられる。

 残るスコットランド戦、ジャパンに油断や緩みが生じることはないはずである。必ずや勝利で、決勝トーナメント進出を決めてくれることを信じている。(昭和62年度早稲田大卒、元日本代表)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ