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【ラグビーW杯】松島、最高の舞台で輝く 「日の丸」背負い3トライ

ロシア戦の前半、突進しトライを決める松島幸太朗=20日、味の素スタジアム(蔵賢斗撮影)
ロシア戦の前半、突進しトライを決める松島幸太朗=20日、味の素スタジアム(蔵賢斗撮影)

 ラグビーのワールドカップ(W杯)開幕戦でロシアに勝利した日本代表は一夜明けた21日、記者会見を行った。勝利に大きく貢献したのが、3トライを決めた松島幸太朗(26)。そのスピードあふれるプレーは、日本中を興奮させた。

 「トライを取るのが僕の仕事」。有言実行の活躍で、世界レベルの実力を証明した。

 ジンバブエ人の父と日本人の母を持ち、南アフリカで生まれた。少年時代を東京で過ごし、南アに留学していた13歳のころ、本格的にラグビーを始めた。

 帰国後、松島が中学2年で加入した日本のクラブチーム「ワセダクラブ」のコーチだった今田圭太さん(37)は、「真面目で負けず嫌い。シャイで口数が少なかったが、仲間と目を輝かせ、全力でプレーしていた」と語る。当時から素質はずぬけていたが、中3のころには、周囲に気配りする視野の広さも身につけ、「すごい選手になる予感がした」という。

 高校は、強豪の桐蔭学園高(神奈川)に進んだ。相手チームの守備陣を一瞬でかわし、切り裂く走力。大柄の相手にぶつかることをいとわない体の強さと勇気。「入学時から抜きんでた力があった。世界のトップになれる素材だと思った」。ラグビー部の藤原秀之監督(51)は振り返る。

 類いまれな素質を地道な練習で徹底的に鍛え上げ、さらに成長を遂げた松島が日本のラグビーファンにその名を知らしめたのは、高3の冬に出場した全国高校大会準決勝だった。自陣ゴールライン前でボールを拾うと、約100メートルを一気に独走し、トライを決めた。そのときのプレーは「伝説」とまで言われる。

 人懐っこく仲間から慕われ、「教室で仲のいい友達といつもじゃれあっていた」。一方で、普段は物静かで規律正しく、日常生活で注意されることは皆無。藤原監督は、「ご家庭の教育もすばらしかったのだろう」と話す。

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