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【鬼筆のスポ魂】「高津新監督」は燕ブルペンを立て直せるか

 どうしてか、と言えば、パ・リーグの順位表を見ればよく分かる。ソフトバンクと激しく優勝を争っている西武のチーム防御率は4・42(130試合消化時点)でリーグワーストだ。西武はヤクルト打線と同じように破壊力のある打者が並ぶ。秋山翔吾、森友哉、中村剛也、山川穂高ら“山賊打線”がチームの看板。点は取るが、点も取られる。ここまではヤクルトと同じようなチーム状況だが、違うのは試合終盤の投手陣の内容なのだ。抑えの増田達至は59試合登板時点で防御率1・54、27セーブ。セットアッパーの平井克典は73試合登板時点で防御率2・71、37ホールドポイント(HP)をマークしている。

 つまり点を取ったり取られたりしながらも、試合の中盤以降でリードを奪えば、西武には逃げ切れる投手が存在している。逆にヤクルトにはいないのだ。その差が優勝争いと最下位低迷だ。

 高津2軍監督はチームの長所も短所も熟知している。きっと来春のキャンプでは「投手陣の強化」を最大のテーマに掲げるに違いない。ここまでは真中監督、小川監督と同じだ。後はどのような強化策を実行に移せるか。1軍投手コーチ時代の15年、41セーブを挙げたバーネットを中心にオンドルセク、秋吉亮らで終盤の投手陣を形成し、チームはリーグ優勝を果たした。誰よりも試合終盤の怖さを知る男の手腕に期待したい。(特別記者)

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