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【高めあって】(上)梨紗子と友香子、とてつもなく高い壁を乗り越え、姉妹で東京へ

 「自分が弱かったとは言いたくない。梨紗子が強かったのが、勝敗を分けた」と伊調。「苦しくてしんどかった」という梨紗子は「レスリングを始めた小学校低学年から憧れていた馨さんと戦えたのは、鳥肌が立つぐらいすごい経験だった」と実感を込めた。

 「馨さん相手にタックルを仕掛ける姿を見て、勇気を出していると思った。自分も頑張らなきゃいけない」と友香子。梨紗子は「2人でここまで来られたのはうれしいけど、ここが目標じゃない」と強調する。偉大な先人を破ってたどりついた舞台だからこそ、「東京行き」を決める必要があると感じている。(岡野祐己)

 東京五輪予選を兼ねたレスリングの世界選手権が14日、カザフスタンで開幕する。五輪実施階級に出場する日本選手はメダルを獲得すれば、東京五輪代表に内定する。注目は、女子57キロ級の川井梨紗子(24)=ジャパンビバレッジ。五輪出場枠は各階級1人のため、川井が表彰台に立てば、五輪4連覇中の伊調馨(35)=ALSOK=が同じ階級で東京五輪に出場できなくなる。

 伊調は日本レスリング協会の栄和人前強化本部長(59)によるパワーハラスメント被害を乗り越え、昨年10月に公式戦に復帰した。別階級への転向には否定的で、57キロ級での五輪出場の道が途絶えれば、現役引退を決断する可能性がある。

 また、62キロ級には川井の妹の友香子(22)=至学館大=が出場。姉妹で五輪切符を勝ち取れるかも注目される。女子57キロ級は18、19日に行われる。

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