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【Jリーグ通信】J2降格危機の浦和、終盤戦で待ち受ける過密日程と難敵たち

 8月23日の松本戦も似たような展開だった。前半19分に先制しながら、極端に守備的となった後半30分以降の連続失点で逆転負け。大槻監督は「こういう試合をみせてしまって謝らなければいけない」と頭を下げたが、結果的に反省は生かされなかった。

 勝ち点3を欲しがるばかりにリードした試合でプレーが消極的になるのは、J2降格におびえるチームにありがちな症状だった。

 残すところ9試合となった今後も厳しい戦いが待ち受ける。11月以降に迎えるラスト5試合のうち、4試合は首位を走るFC東京、2位で優勝争いに食らいつく鹿島、6月1日を最後に負けていない4位の広島、昨季までJ1を連覇している5位の川崎が相手となる。

 日程も厳しい。9月はリーグ戦3試合のほかにアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第2戦、YBCルヴァン・カップ準々決勝の2試合、天皇杯4回戦を戦う。勝ち進むことができればタイトル獲得に近づくものの、カップ戦で心身を消耗してしまえばリーグ戦に悪影響を及ぼしかねない。

 湘南戦で浦和サポーターが陣取るスタンドには、「リーグへの意地があるなら結果を出せ」と記された横断幕が掲げられた。5月に解任されたオリベイラ前監督が全タイトル獲得を目標に掲げるなど開幕前の期待感が高かっただけに、サポーターの失望感は大きい。国内随一の人気クラブが、J2降格と隣り合わせの終盤戦に突入する。(運動部 奥山次郎)

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