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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】天国か地獄か…矢野監督の運命分けるCS進出

 「優勝を逃したという点についてはファンもマスコミも温かく見ているだろう。まだ監督1年目だから、いきなり優勝を求めるのは酷だと…。その中で3位以上に入るなら来季に対する視線も温かさが残ってくると思うよ。でも、仮に4位以下ならどうやろなぁ。来季もBクラスとなると、騒々しくなるような気がするよ。連続Bクラスとなるわけやから…」とは阪神OBの言葉です。

 確かに監督1年目の成績には“ご祝儀”的なハードルの低さが存在します。過去の例を見てもそれは明らかで、星野仙一監督以降の監督は全員、1年目はBクラスで終わっています。岡田監督の2004年は4位、真弓監督の09年は4位で和田監督の12年は5位。そして金本前監督の16年は4位です。それでも大きな批判が渦巻くことはありませんでした。

 でも、2年連続のBクラス低迷となると話は別でしょう。幸い、岡田監督は2年目にリーグ優勝を飾り、真弓監督、和田監督、金本監督はいずれもリーグ2位でした。つまり“ご祝儀相場”が終わった翌年には結果を残したのです。矢野監督も来季に巻き返せればいいのですが、まず初年度の成績を3位以上でフィニッシュすることで、大きなアドバンテージが生まれます。2年目の結果は大事ですが、最下位低迷でもない限り、3年契約の契約書通りに3年目を迎える確率は飛躍的に向上するでしょうね。そればかりか、3年契約満了後の契約更新に向けて前向きな状況が生まれてくるはずです。

 ここに来て矢野監督の元気野球が浸透し、近本や木浪、高山、大山、梅野らの若い野手に活気が出てきました。若手育成という従来の方針がやっと結果を出し始めたのでしょうか。Aクラスで終わるということは、彼ら若い選手たちが残りの試合で結果を出したということです。それは来季への期待感にもつながりますね。なので、矢野監督にとっては大事な大事な15試合になるわけです。

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