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VリーグJTマーヴェラスの西川有喜選手

JTバレーボール部体育館で練習する西川有喜選手=兵庫県西宮市(前川純一郎撮影)
JTバレーボール部体育館で練習する西川有喜選手=兵庫県西宮市(前川純一郎撮影)
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 7月にメキシコで開かれた「第20回女子バレーボールU20(ジュニア)世界選手権大会」で、日本代表が初優勝に輝いた。Vリーグ「JTマーヴェラス」に所属する西川有喜選手(18)は「拮抗したゲームもあり、レギュラーメンバーだけでなく全員で勝ちきりました」と振り返る。

 徳島市出身。バレーボールは小学2年から、友人の誘いで始めた。中学3年のときジュニアオリンピックカップの徳島県代表に選ばれ、“全国区の選手”に。強豪の金蘭会高校(大阪市北区)に進み、エースとして平成29、30年度の全日本バレーボール高校選手権(春高バレー)連覇に貢献した。日本代表としても、2017アジアユース女子選手権大会(U-18)でMVP賞を獲得している。

 卒業を控えた今年2月、大阪や兵庫を拠点とするJTマーヴェラスに入団。直後からアウトサイドヒッターとして力をつけ、U20でも日本代表に選ばれた。身長180センチ。高い打点からの強烈なスパイクが持ち味だ。

 U20大会で日本は、各試合でチーム力を発揮し、ロシアやイタリアなどを相手に全勝しての優勝。にもかかわらず、内容には満足していない。

 「すべてのゲームで圧勝したかった」と貪欲に強さを求め、「(海外の選手に対しては)スパイクやブロックなど高さで劣る部分をカバーするため、もっと素早く、細かいプレーに磨きをかけなければ」と、さらなるレベルアップの必要性を訴える。

 大会中のプレーについてJTマーヴェラスの吉原知子監督は「エンジンのかかりが遅く、安定したパフォーマンスを発揮できていなかった」と問題点を指摘。「ゲームの入りをはじめ、オフェンスでもディフェンスでも伸びしろはまだまだある」と、今後の成長を期待する。

 本調子になるまでに時間がかかる“のんびり屋”だが、「全開」になれば大型トラックが爆走するような迫力あるプレーを連発。プレッシャーにも強く、厳しい状況に追い込まれるほど力を発揮する負けず嫌いでもある。

 8月18~25日に韓国ソウルで開かれた「第20回アジア女子選手権大会」では日本代表の一員となり、アタッカーとして準決勝などに出場。日本の2連覇に貢献した。

 来年の東京五輪に向けた強化選手に選ばれるかは今後の成長次第だが、「今の中心メンバーが抜けたときには、自分たちの世代が中心になってくる。そのときこそ日の丸を背負って頑張りたい」と、本人はやや弱気にも思える発言だ。

 「五輪を狙って意気込んでほしい」と周囲の方がヒートアップしているが、「今はチーム(JTマーヴェラス)とともに成長していきたい」と、屈託のない笑顔をみせる。

「JTマーヴェラスとともに、成長していきたい」と笑顔で話す西川有喜選手=兵庫県西宮市
「JTマーヴェラスとともに、成長していきたい」と笑顔で話す西川有喜選手=兵庫県西宮市
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