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大学院で追究した「大外刈り」炸裂 世界柔道で金の大野

【世界柔道2019】〈男子73kg級〉 決勝 アゼルバイジャン選手に一本勝ちした大野将平(青)=27日、日本武道館(桐山弘太撮影)
【世界柔道2019】〈男子73kg級〉 決勝 アゼルバイジャン選手に一本勝ちした大野将平(青)=27日、日本武道館(桐山弘太撮影)

 大学院で追究した「大外刈り」が柔道の聖地、日本武道館でも威力を発揮した。パーク24グループ・プレゼンツ・2019世界柔道選手権東京大会は大会第3日の27日、男子73キロ級で大野将平(旭化成)が圧倒的な強さで優勝を果たした。研究テーマの大外刈りに加え、得意の内股でも次々に一本勝ちを奪い、リオデジャネイロ五輪王者の実力を見せつけた。

 今年3月、天理大で行われた大学院学位記授与式に臨んだ。4年前から大学院の体育学研究科に在籍し、自身を世界の柔道家に押し上げた大外刈りについて修士論文を書き上げた。授与式では「人間としても成長できた」と語った。

 感覚に頼ってきた自身の得意技を学術的に研究。その奥深さを導き出した。日本武道館での世界選手権は、柔道研究の専門家という新たな肩書をひっさげて臨んだ大会でもあった。

 試合前、「稽古場での自分を発揮できれば負けない」と語っていた大野。4回戦ではシード選手のシャフダトゥアシビリ(ジョージア)に、大外刈りで見事な一本勝ち。決勝戦では自ら「必殺技」と語る内股で金メダルを引き寄せた。

 リオ五輪からなおも進化する姿に、応援に駆けつけた旭化成のチームメート、石内裕貴選手(26)は、「威力とキレがすごくて、警戒していても相手は踏ん張りようがない。圧倒的に強い」と感嘆するしかなかった。試合後、東京五輪に向けて「もう一度引き締め直す」と語った大野。今大会6試合連続一本勝ちで、五輪連覇へ大きな弾みをつけた。

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