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履正社、連投の清水が意地の完投

【第101回全国高校野球】関東一(東東京)-履正社(大阪) 9回、力投する履正社・清水大成=甲子園球場(桐原正道撮影)
【第101回全国高校野球】関東一(東東京)-履正社(大阪) 9回、力投する履正社・清水大成=甲子園球場(桐原正道撮影)

 何度も顔の汗をぬぐいながら、腕を振った。履正社のエース清水は124球を1人で投げ抜き、堂々の完投勝利。前日の高岡商戦からの2連投に「疲れはある」と素直に感じつつも、尻上がりに調子を上げてみせた。

 一回、平泉に3ランを打たれ、今大会4試合目で初めて先制を許した。高めに浮いたカットボール。「焦りはあった」と振り返るが、次第にボールが指にかかるようになり、低めに集まるようになった。その後、平泉から2度、空振り三振を奪った決め球はいずれもカットボール。「本塁打を打たれた球で抑えてやろうと思った」。強気の投球で二回以降はスコアボードにゼロを並べた。

 1回戦の霞ケ浦戦からすべて先発を任され、2回戦の津田学園戦は143球で完投。前日の高岡商戦も6回83球を投げた。2日連続で登板させるべきか-。岡田監督も投手コーチらと頭を悩ませたが「トレーナーが試合に向かえる状態にしてくれている」と自信を持ってマウンドへ送り出した。「中継ぎだと準備で投げているうちに球数が増え、試合と変わらない数を投げてしまう」。そうした指揮官の考えも決断を後押しした。

 準決勝は明石商との近畿勢同士の対決になった。どこで投げるかは分からなくても、背番号1を任されるエースはしっかりと準備を進める覚悟だ。(岡野祐己)

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