PR

スポーツ スポーツ

楢崎智が世界クライミング金メダル 唯一の2完登で複合頂点へ弾み

【IFSCクライミング世界選手権2019】男子ボルダリング決勝 表彰式で記念撮影に臨む楢崎智亜(中央)=13日、エスフォルタアリーナ八王子(川口良介撮影)
【IFSCクライミング世界選手権2019】男子ボルダリング決勝 表彰式で記念撮影に臨む楢崎智亜(中央)=13日、エスフォルタアリーナ八王子(川口良介撮影)

 異次元の強さだった。スポーツクライミングの世界選手権で13日に行われたボルダリング男子決勝で、3課題目を登り切った楢崎智は「これで決まったと思った」。右拳を握りしめて勝利を確信した。他の5選手が4課題を完登なしで終わる中で2完登。最終課題を待たずに優勝を決めた。

 今大会は2020年東京五輪出場権がかかる。大会初日の前夜は寝付けなかった。「今まで悪いイメージを想像したことはなかったが、(今大会は)長い戦い。何でも起こりうると思った」。その影響もあり、12日の予選は動きに切れがなく、トップ通過を逃した。13日の起床時は、予選ではほぼ経験がない筋肉痛になっていた。「(予選は)力が入っていた」と振り返った。

 一転、決勝は別人だった。今季、ワールドカップ(W杯)のボルダリングで「年間王者」に輝いた貫禄を見せ、「絶対に負けたくない気持ちが強かった」と振り返った。

 16年以来となる2度目の頂点に立って笑顔を見せながら、「そこまでは喜べない」と気を引き締めた。23歳には大仕事が残っている。五輪切符がかかる複合での優勝を狙う。(神田さやか)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ