PR

スポーツ スポーツ

【東京への「切り札」(5)】最年少五輪への扉を開く高難度「109C」 高飛び込みの12歳・玉井陸斗

その他の写真を見る(1/3枚)

 2020年8月8日午後3時、東京五輪の男子高飛び込み決勝が東京アクアティクスセンターで行われる。兵庫県宝塚市立高司中学1年の玉井陸斗(12)=JSS宝塚=は、その瞬間を13歳10カ月で迎える。五輪出場がかなえば、日本男子で歴代最年少だ。今年4月の日本室内選手権で前宙返り4回転半抱え型(109C)など高度な技をそろえて大会最年少優勝を飾り、一躍注目を集めた新星。「あと1年、メダルに近づけるように努力したい」。145センチ、38キロの小さな体で大きな夢に向かって突き進む。 (岡野祐己)

「過去一番の才能」

 3歳でJSS宝塚スイミングスクールで水泳を始め、6歳で飛び込みに出合った。6回目の五輪出場を決めた寺内健(39)=ミキハウス=らを育てた馬淵崇英コーチ(55)の指導を小学5年から仰ぐようになったが、高飛び込みを練習し始めたのは昨年4月からと日が浅い。1メートル、3メートルの板飛び込みとは異なり、10メートルの高さから飛び込む高飛び込みは基礎を固めてからでないと危険が伴うからだ。

 109Cを最初に飛んだのは昨年10月の中国合宿だった。入水までのわずか2秒ほどの間に、足を両手で抱えこみながら前方に4回転半する大技。「前日寝る前に『明日死ぬかもしれない』と思った」が、いざ飛び込み台に立つと恐怖心は消えていた。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ