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立命館宇治、劇的サヨナラ打で37年ぶり夏の甲子園

九回、立命館宇治・宮下力(後方右)は上田龍一郎のサヨナラ打で生還=わかさスタジアム京都(岡田茂撮影)
九回、立命館宇治・宮下力(後方右)は上田龍一郎のサヨナラ打で生還=わかさスタジアム京都(岡田茂撮影)

 第101回全国高校野球選手権大会への出場を懸けた地方大会は28日、各地で行われ、立命館宇治(京都)が37年ぶりの出場を決めた。

 2-2の九回2死二塁。一打サヨナラの好機で立命館宇治の3番上田は低めのスライダーに食らいついた。「レフトフライかな」。37年分のOBの思いも乗せた打球は、左翼手の頭上を越えた。グラウンドでチームメートが作る歓喜の輪を見て、上田はつぶやいた。「信じられない」

 昨年夏の京都大会決勝は龍谷大平安に0-11で大敗した。上田は「悔しすぎて泣けなかった」。里井監督から「目に焼き付けておけ」といわれ、ライバルたちが喜ぶ姿を見つめた。

 今大会はその龍谷大平安を準決勝で下し、決勝の舞台に戻ってきた。前日の27日、主将の吉村から「監督を男にしよう」とラインが来た。今年は2年生主体で、この日の先発も3年生は4人。吉村も控えだ。上田は「試合に出ている3年生として決めたい思いは強かった」と殊勲のサヨナラ打の味をかみしめた。

 夏の甲子園出場は前身の「宇治」から37年遠ざかり、立命館宇治はこの間、京都大会で準優勝7度。あと一歩ではね返されてきた壁を打ち破り、「歴史を塗り替えられた」と指揮官。上田は大舞台に向け、「まずは1勝」と力を込めた。(岡野祐己)

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