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米女子サッカーW杯優勝パレード 「男女同等賃金」コール 米社会に一石

優勝パレードするサッカー女子米国代表=10日、ニューヨーク(USA TODAY=ロイター)
優勝パレードするサッカー女子米国代表=10日、ニューヨーク(USA TODAY=ロイター)

 【ニューヨーク=上塚真由】サッカーの女子ワールドカップ(W杯)フランス大会で優勝した米国代表が10日、ニューヨーク市内で凱旋(がいせん)パレードを行った。代表選手らは3月に男女間の賃金平等や待遇格差解消を求めて米サッカー連盟を提訴するなどピッチ外でも精力的に活動し、「もの言う選手」として米社会に一石を投じている。

 パレードには数千人が駆けつけ、特設車両に乗った選手らが通ると、沿道からは「同等賃金を!」とコールが起こった。

 格差是正を訴える中心人物で、同性愛者を公表する主力のラピノー選手(34)はその後の祝勝イベントで「世界をより良い場所とすることが私たちの責務だ」と述べ、男女の格差解消や性的少数者(LGBT)の権利擁護などに引き続き取り組むと表明。

 パレードで声援を送っていた市職員のエレン・パークハーストさん(32)は「彼女たちの活躍がスポーツ界だけでなく、社会全体を変えるきっかけとなってほしい」と語った。

 国際サッカー連盟は、今大会の視聴者数が10億人に上ると指摘。ただ賞金総額は3000万ドル(約33億円)で、昨年の男子W杯の約4億ドル(約434億円)の10分の1以下だった。今月9日にはマンチン上院議員(民主党)が、男女の同等賃金が認められるまで、米国がカナダ、メキシコと共催する2026年W杯への連邦予算を認めないとする法案を提出するなど影響が広がっている。

 一方、ラピノー選手はW期間中にホワイトハウスを表敬訪問しないと表明し、これにトランプ大統領がツイッターで攻撃するなどして論争に発展。ラピノー選手は9日のCNNテレビのインタビューでトランプ氏を「人々を排斥している」と批判。米議会からの招待は受諾したが、ホワイトハウスには表敬訪問しない考えを改めて示した。

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